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かに玉そば@広東厨房・遠野市

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写真: かに玉そば@広東厨房・遠野市

写真: 冷し油そば・大盛り@三十六番・盛岡市 写真: 冷やし豆乳坦々麺@サンド・盛岡市

中国料理 広東厨房
  遠野市宮守町下鱒沢21-46-33

 遠野市への出張の途中に総勢8名で立ち寄った。店主さんは横浜中華街の名店 聘珍樓での修業時代、数々のコンペで受賞した経歴を持つと聞く。他の者はお得なランチセットを注文する中、岩手では初めて見かけた標記(=天津麺)をお願いした。
 しばらくして配膳された丼の中身は、醤油ラーメンに蓋をするかのような丸くて大きな玉子焼きが載り、やはり醤油味の餡がかかっている。麺はごく緩いウェーブが付いた細麺。硬めに茹でられているので、細麺ながら食べ初めのうちはかなりしっかりとした歯応えがあった。その後は徐々に伸びていくものの、伸びきることはなく最後まで食感が楽しめた。麺を十分に吟味し、茹で加減にも万全の注意を払っていることが窺え、さすがは一流シェフと感心した。スープは鶏の風味と旨味がしっかりと感じられるものの、醤油はそれほど目立たない真っ当な中国料理店ならではの味わい。一方、最後に流し込まれた餡は鶏よりも醤油が存在を主張していた。確信はないが、酸味と甘味がわずかにあったように思う。食べ進むにつれスープと餡が混ざり合い、徐々に味が変わっていくので飽きない。玉子焼きにはカニのほぐし身と微塵切りネギが入っていたがそれほど量はなく、タケノコやシイタケといった具材もなくこれには不満が少しあるが、食べても食べても玉子焼きが出てくるほど量が多い。結局、麺を食べきっても玉子焼きが残ってしまった。
 750円という値段なら仕方がないのかもしれないが、玉子焼きの具材がもう少し豊かになれば印象も大きく改善すると思う。

・お気に入り度:○

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