ヘルプ

らーめん・竹@山田の鰻・千代田区飯田橋

  • 12

写真: らーめん・竹@山田の鰻・千代田区飯田橋

写真: 味噌ラーメン@元祖ニュータンタンメン本舗門前仲町店・江東区門前仲町 写真: じゃこ高菜漬けの中華風混ぜご飯@雲林坊門前仲町店・江東区門前仲町

山田の鰻
  千代田区飯田橋4-8-14

 昨年の6月から土曜日のランチタイム限定で鰻骨ラーメンの提供を始めたところ評判が非常によく、11月からは金曜にもランチ限定で提供するようになったそうだ。ウナギと言えば、蒲焼はもちろん肝吸いやうなぎボーンなどは食べてきているが、ウナギの骨を使ったラーメンとは見るのも食べるのも初めて。金曜日のお昼11時25分にお店に着くと店頭には4人が並んでいる。20分ほど待って入店となった。店内は厨房を囲むようにL字型で4+3席の配置で、券売機はなく口頭注文・退店時会計制。メニューは漬卵黄と薬味が載る梅(900円)、梅に刻んだウナギのかば焼きが載りご飯が付く竹(1300円)、竹のご飯がミニうな丼になる松(1800円)の3種類に替玉とビールだけ。これを見ると、金土のランチは鰻ラーメンだけで営業していることになる。ラーメンと一緒にうな丼まで食べなくても、ご飯に刻んだウナギを載せラーメンスープをかけた即席ウナギ雑炊が食べられれば良いと考えて竹をお願いした。
 5分もかからずに配膳された丼を見ると、麺の上には漬卵黄、刻んだウナギの蒲焼が7〜8切れ、白髪ネギ、刻んだ大葉少量に白ゴマが載っている。このうち漬卵黄とウナギは配膳された段階でお茶碗の白ご飯の上に移した。麺は「麺の坊 砦」製のストレート細麺。説明書きには約1mmの極細と書いてあったが、確かに細くて素麺よりかは気持ち太いくらいだ。たぶん茹でる前だと極細なのだろう。博多ラーメンのような低加水麺であるものの、ボキボキ、パツパツ感はなかったので博多麺よりかは加水率が高いと思う。食べ初めは細麺ながらもしっかりした歯応えがあるものの、低加水細麺のため徐々に伸びていって食感が弱まるので時間との戦いだ。スープは、トロっとした透明感の全くない白湯で魚介の味わいが濃い。ウナギの骨でこんなスープが取れるのかと驚いてしまう。肝吸いで感じることがあるウナギ特有の生臭さが時折顔を出すことがあるが、それほど強くはないのでノープロブレム。ウナギの骨100%とということだからアニマルオフのようで、また、魚介の風味がストレートに感じられ色合いからも塩味のように思う。なお、卓上の山椒を振り入れると魚介の気になる点がものの見事に消え、非常に飲みやすくなる。
 ラーメンスープとして十分に成り立っているものの、正に飲むウナギという感じで少し重いように感じる。このため、途中でレンゲの動きが鈍る。そんな時は、漬卵黄と刻んだウナギを載せたご飯にスープをかけるとズルズルと食べられる。スープとご飯の仲を漬卵黄と刻みウナギが鶏もってくれているようで、スープがどんどん減る。こうしてきれいに完食。こんな食べ物があるとは知らなかったので驚いた。

・お気に入り度:〇

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。