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炒め野菜濃厚豚骨魚介つけ麺@心の味製麺平井店・江戸川区平井

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写真: 炒め野菜濃厚豚骨魚介つけ麺@心の味製麺平井店・江戸川区平井

写真: 海老ワンタンメン@日陰・川崎市幸区 写真: 元祖あんかけ麺・刀削麺@香辣居8号店・江東区西大島

心の味製麺平井店
  江戸川区平井5-30-4

 あの中華蕎麦 とみ田@松戸市がプロデュースし、加えて、とみ田グループ各店舗の食材を製造している心の味食品から、麺をはじめとしていろいろ仕入れていると聞くので、是非行きたいと思っていたお店だ。平日の11時半に訪れたら、席は半分ほどしか埋まっていなかった。券売機を見ると、メニューはつけ麺、ラーメンとも濃厚系とあっさり系の2本立てで、それに加えて毎週月曜日に限り、その日限りの限定メニューを提供という構成みたいだ。とみ田ではつけ麺もラーメンも食べたことがあるが、それも10年以上も前のことで、濃厚な魚介醤油トンコツが美味しかったくらいしか覚えていない。そんな状況なので何を食べるべきかちょっと考えたが、分からない時、迷った時は券売機左上の原則に従い、濃厚豚骨魚介つけ麺を炒め野菜トッピングで食べることにし、そのボタンをポチっとな。1100円。というのも、茨城に住んでいた時、とみ田の店主さんの師匠である田代浩二氏率いる麺屋こうじグループのお店では、どこも炒め野菜が載ったつけ麺が美味しく好みだったので、とみ田プロデュースなら同じだろうと思ったためだ。
 配膳された麺皿とつけダレの入った丼を見ると、麺は麺線がきちんと揃えられていて美しいし、つけダレの方は炒め野菜の山に厚みのあるチャーシューと枕木メンマが添えられていてボリューム感が伝わってきてわくわくする。炒め野菜はたっぷりなはずと考えて、今回、麺は増量しなかったので250gだ。なお、中盛は+50円で300gになる。そのストレート太麺をつけダレに潜らせずに味見してみると、少し強めの噛み応えでシコシコ、その後は徐々にモチモチへと食感が変化していくのが楽しい。また、小麦の風味がしっかりと感じられるのも特筆すべき点だ。さすがは心の味食品の麺だと感心する。つけダレは、節系を中心とした魚介の風味が一番に目立つが、それを支えるトンコツも決して縁の下の力持ちではなく、ちゃんと存在感がある。この両方ともしっかり味である点から濃厚と名付けたのではないかと感じる。また、風味は目立たないが、醤油も魚介とトンコツのバランスを取るのに重要な役割を果たしている気がする。ただ、自分的にはちょっとしょっぱかったのでドボ浸けは止めて、つけダレには麺の2/3ほどを浸すのにとどめたが、こうやって解決できるので問題なし。チャーシューは厚さが1?近くあるバラ肉ストレートタイプが2枚。意外にさっぱりとした味わいで、ボリューム満点にもかかわらずペロリと食べられた。炒め野菜はキャベツが混じったモヤシで、味付けしてあるのでそのまま食べても美味しいし、つけダレに混ぜ込んで麺と一緒に食べるのも当然アリ。熱々なのが嬉しいし、つけだれを冷まさない効果もある上、炒め油や野菜のエキスがつけダレに混ざりより美味しくしてくれる。2本の枕木メンマはジャグ、ジャキッとした食感で、軽めながら特有の発酵臭も感じられた。麺も具材も食べ終え、フロア担当のお姐さんに「スープ割お願い」と声をかけると、つけダレ丼をいったん厨房に下げた。カウンター席だったので厨房を見ていると、割スープで薄めてレンチンで温め直し、最後に木口切りネギを散らして戻してくれた。メニューによれば、割スープは煮干し、カツオ節、サバ節で取った出汁だそうだ。魚介風味はそれほど変化がないように思ったが、塩加減がちょうどよくなったので美味しく完飲した。
 某大手口コミサイトには「並ばないとみ田」的な評価が書かれている。前述のとおり、とみ田にどれほど近いのかは分からないが、とみ田の味からはそう遠くはないような気はするので、口コミもあながち外れではないだろう。

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